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『カステラ』 パク・ミンギュ (クレイン)
評価:
パク ミンギュ
クレイン
¥ 1,836
(2014-04-19)

ヒョン・ジェフン&斎藤真理子共訳、日本翻訳大賞受賞作品。
予想通りという言葉が当てはまるかどうかは疑問ではあるけれど、読書好きの間で話題に上がった日本翻訳大賞の第一回の受賞作品は英語ではない言語で書かれた作品が選ばれた。
これは賛否両論あるだろうが、ある一定の成果を得ることが出来たという見方が出来るのではないだろうかと思える。

韓流ブームという言葉も落ち着いた感は否めないけれど、それはドラマや映画の世界でのブームであって小説まで広がることはなかったけれど、今回本作を手に取る機会を得てとっても斬新な読書体験を経験することが出来た。
そして改めてお隣の国ということと、訳が素晴らしいということで私たち読者にとってはすんなりと読み取れることが出来、それはあたかも日本人の作家によって書かれたものと錯覚を起こしそうなほどであった。
表題作を含む11編からなる短編集であるが、初めに登場する表題作の「カステラ」が冷蔵庫に入るアメリカを比喩していて、表紙の写真も含めて最もインパクトが強く、一つの世界観が現われているとも感じたけれど、読み進めていくうちにもっとハッキリと作者の現代に生きる男たちの疲弊ぶりや孤独感がじわじわと読者の胸に沁み込んでくるのには恐れ入った。

ダイオウイカにハルク・ホーガン、感想を書いている今も思わずにやけてしまっています。再読すればきっともっと世界にはまり込めること請け合いの一冊です。というのは作者の最も長けているところは、重い内容を軽い語り口で描写できる点だと思います。翻訳された2人に拍手を送りたいと思います。

評価8点。
posted by: トラキチ | 翻訳本感想 | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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