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『春の嵐』 畑野智美 (講談社)
評価:
畑野 智美
講談社
¥ 1,620
(2015-06-17)

初出インポケット。『南部芸能事務所』シリーズ第3弾でシリーズ最新刊となります。続けて読むことによって登場人物の人となりや関係が鮮明になるのでより楽しい読書となりましたが、逆に次に会えるのが来年の春ということであろうから寂しい気持ちにもなりました。登場人物ひとりひとりが憎めず親しみのあるキャラなので各編視点が変わろうがいずれにも共感できるところがこのシリーズ最大の特徴であると感じます。
現実の世界ではこんなに人が好くってのし上がれるのであろうかとも思ったりしますが、読者にとっては人を笑わせることを生業としているひとたちの笑うどころではない深刻な悩みを抱えていてそれが読者にとっても人生の岐路における選択ということでオーバーラップしてしまい目が離せません。

本シリーズの軸となっているであろうメリーランドが売れっ子芸人になれるかどうかは、次作でのオーディションでの活躍で明らか になると思われますが、やはり本シリーズの魅力は立派な芸人になれるかどうかというよりも人生いかに悩みながら生きて行くかを様々な形で描写している点だと思います。
印象に残ったのは橋本と津田との恋の行方で前作同様、作者は津田ちゃんに手厳しすぎますよね。売れっ子になった津田ちゃんが有頂天になってはいけないということを知らしめてるのかもしれませんが、個人的には魅力的な女の子です。
あと、溝口が終盤に少し鹿島さんのことを意識しだした点も見逃せませんよね。それと書き忘れましたが不器用な三人組のナカノシマ、解散の危機を免れて胸をなでおろしましたが果たして中嶋君は千夏ちゃんのことしあわせにできるのでしょうか。なんとかしてあげて、畑野さん。そしてテネシー師匠の娘に対する愛情にも触れることが出来ました。魅力的な人物に囲まれ支えられているメリーランドの2人が羨ましくもあります。最後にはほっこりしたいというのが人の心というものでしょうが、まあ楽しみに次作待ちましょう。

評価8点。

posted by: トラキチ | 畑野智美 | 21:32 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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