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『ギリギリ』 原田ひ香 (角川書店)
評価:
原田 ひ香
KADOKAWA/角川書店
¥ 1,728
(2015-09-30)

初出「野生時代」&書下ろし。読み終えた後にタイトルの意味がわかって作者のセンスの良さぶりが窺える作品となっています。
作者は人間関係の微妙さを描くことが上手く、本作でもその才能を十二分に発揮していると感じます。
主要な登場人物はシナリオライターの健児、彼の再婚相手であり同窓生の瞳、そして瞳の亡くなった夫の母親である静江の3人で、5編からなりますが語り手が入れ替わっているところが読者にとっても目新しく感じます。

ポイントとなっているのは健児と静江が懇意にしていることと、その懇意にしていることがきっかけでシナリオの案が出来上がり後半は健児も忙しくなり瞳との間にすれ違いが生じるところですね。
それぞれ3人ともに共感できる点が折り込まれていて、作者の巧妙さが光る作品となっていますが、読ませどころはやはり人に頼ってばかりいてはいけないという自立を促している点だと強く感じます。その根底には男性目線で言わせてもらえれば、健児の人柄というか懐の深さが妻にも静江にも伝わり結末にも繋がったように感じます。

ありえない話のようでありますが、よく似たことが読者のまわりでも展開されているような気にもさせられ背中を押してくれる一冊となりました。作者の作品は4冊目となりますが、未読も含めて積極的に読んで行こうと思っております。

評価8点。
posted by: トラキチ | 原田ひ香 | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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