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『ここは私たちのいない場所』 白石一文 (新潮社)
書下ろし作品。白石作品は他の作家の作品よりも人生について色々なことを考えさせてくれる機会を提供してくれるのが特長であると考えます。作品中で展開される白石哲学とも言うべき人生論が時には、男性至上主義的なこともあり手に取ることを敬遠したいなという気持にさせられたこともあったのですが、本作を読む限りは柔軟性を持った思考にかなり変化したというか落ち着いたような気がする。
本作の主人公である芹澤に関しても少し変わり種ではあるけれど、やはり落ち着きがあるところが魅力的なのでしょうか。

幼い頃の妹の死をずっと引きずっており、彼が普通でない人生を歩むことを余儀なくさせているのであり、常に人生において振り返る習慣づけがされています。彼のポリシーは決して家族を持とうとしないことだと言え、仕事人間として生きてきたのですが、作者は物語の冒頭において大手食品メーカーの役員という肩書で仕事人間として生きてきた彼に対して仕事を辞するという試練を与える。彼は他の白石作品の主人公ほどではないが、それなりに過去に恋愛を経験はしているのであるけれど、職をなくするきっかけとなった過去の部下である珠美という女性と再会することによって再び色んなことを振り返りますが、その振り返りが前向きなものとなります。

珠美に関しては離婚問題の渦中にあって、こんな女なんかやめておけという気持ちも強かったのですが、読んでいくうちになんとなく二人は合うのだなという白石マジックにやられてしまいそこが心地良いのですね。
タイトル名についても考えたのですが、二人が踏み出すべきジャストタイミングであるという示唆的な意味合いだと捉えてますがどうなのでしょう。

評価8点。
posted by: トラキチ | 白石一文 | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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