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『七夕しぐれ』 熊谷達也 (光文社)
再読。本作は和也シリーズ三部作の第一作にあたり、今回作者の自伝的小説とも言える本作を改めて読み返してみて作者の故郷仙台をこよなく愛する気持がひしひしと伝わってきたのである。
通常は小学五年生の男の子が主人公の話となれば、ほろ酸っぱい成長物語という物語が用意されていると思われがちであるが、作者は容赦なく大人が目を背けているというか関わらずにおこうとしているシリアスな問題を主人公に投げかける。

作者は本作においてイジメと差別との違いを読者に説いていて、それは学校内においてのノリオたちの行動から終盤の先生たちの行動までを非難し、読者に正義を貫くことの大切さを説いている。
それと本作を語るのに忘れてはならないのは昭和というノスタルジックな雰囲気がもたらしたということと、ちょうど仙台の七夕(通常の一か月遅れ)に物語が終焉を迎えるということが読者に大きなインパクトを与えます。

読者の根底には子供たちに罪はないということが常にあり、ユキヒロとナオミと次第に仲良くなる和也の姿が微笑ましいを超えて感動的である。『邂逅の森』などの力強い作品が目立っている作者であるが、繊細なタッチの作品も非常にうまいということを付け加えておきたいなと思う。
そして、ラストで父親が原因で和也が友達2人と離れ離れになったのであるが、それはあらたなる物語できるためのスタートでもある。和也とナオミとの再会がとっても楽しみである。

評価8点。
posted by: トラキチ | 熊谷達也 | 17:18 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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