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『わたしの宝石』 朱川湊人(文藝春秋)
評価:
朱川 湊人
文藝春秋
¥ 1,728
(2016-01-12)

初出オール讀物。作者お得意の昭和の時代の匂いが漂った短編集、ただし初期のようなホラー色はほとんどなくハートウォーミングな作風に仕上がっています。このあたりタイトル名にも反映されていると考えていいのではないでしょうか。残念というか仕方がないというか、この郷愁感は昭和の時代を少なくとも幼少期で迎えた人でないと理解しづらいというか、懐かしむ気持ちが生じないところですよね。作者の力量からしてもっと売れてもいいのになと感じるのも、裏返せば若い世代の読者にはピンとこない話なのでしょう。

もっとも印象に残ったのは「ポコタン・ザ・グレート」。主人公の柔道が強い女の子のキャラが最高に憎めないのはもちろんのこと、当時の世相を反映してくる題材が素敵の一語に尽きます。たとえば“チッチとサリー”。恥ずかしながらクスッと笑ってしまいました。あまりにもポコタンに似つかわしくないので・・・、逆にチッチとサリーに関して知っているからこその感情です。そのあと「燃えよ剣」で新選組にとりわけ沖田総史にはまりますが、実は父親は近藤勇に似ていてということです(笑)その後、感動的で勇敢なエピソードが待ち受けています。まあ読んでのお楽しみですね。

他はこれまた天地真理の曲名でもある「想い出のセレナーデ」も感動的な結末が印象的ですが、作者の昭和というかあの頃に対する蘊蓄の深さは、誰しも戻りたくとも戻れないだけに深い読書体験となっていつまでも残るのだと感じます。
posted by: トラキチ | 朱川湊人 | 01:23 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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