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『和菓子のアン』 坂木司 (光文社文庫)
日常のミステリの書き手として、北村薫や加納朋子のあとを継いで脚光を浴びてきた作者の代表作と言える作品であるが、今回続編を機に手にとって見たがやはり巷の高評価が納得できる読書となった。 なにわともあれ、アンちゃんこと主人公の杏子のキャラが頗る良いと感じる。地味だけれど、読者(とりわけ女性読者)にとっては等身大のキャラだと言えよう。彼女が高校を出て進路を迷っているときに、デパ地下にて和菓子店を展開するチェーン店にバイトとして勤め始めた一年間が描かれます。

決して洋菓子のように派手さはありませんが、和菓子にまつわり、想いを寄せた各編におけるエピソードは日本人古来からの伝統にも関連し心が揺さぶられます。周りを取り巻く人たちも憎めずかつ個性的でほぼ完璧じゃないでしょうか。個人的には立花さんの師匠がその登場の仕方と物語り全体に及ぼす影響力も含めてキーパーソンとなっています。ラストではアンちゃんと立花との距離も縮まり続編を読む楽しみが倍増された気もします。

本作の最も読ませどころは、四季折々に関わる和菓子のエピソードに触れることによって季節感を味わえる点があげられるのでしょう。そしてその季節が移ろうことによって主人公のアンちゃんが着実に成長していく姿が確認できるところが最も本作の秀でたところだと感じます。続編のタイトルからして恋花が咲くのかどうか、きっとやきもきするのでしょう。早くページを開きたい気分に取りつかれつつ本書を閉じました。

評価9点。
posted by: トラキチ | 坂木司 | 18:47 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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