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『オーディション』 畑野智美 (講談社)
評価:
畑野 智美
講談社
¥ 1,620
(2016-05-11)

南部芸能シリーズ第四弾。作者の代表シリーズとなったと言って過言ではない本シリーズ、毎年春の発売を待ち遠しく思ってられる方が増えていると想像できるのも本シリーズのクオリティの高さが証明しているからだと感じます。
特長としてあげると、まず読みやすい文章、他の作家では扱っていない分野であること、語り手が章ごとに代わるので視点が目新しくかつどの語り手にも共感できる点。

タイトル名どおり、いよいよオーディションが開かれます。個人的にはナカノシマの三人組には肩入れしてしまいます。七話中三話が彼らが語り手を担当するところがやはり特筆すべき点だと感じたのだけれど、第四弾に関しては彼らが主人公と言っても過言ではないように感じます。
それはやはりメリーランドやインターバルよりも苦労を積み重ねていて、後がない感が読者にも伝わるのでしょう。そして漠然とですが、同じようなコンビやトリオが現実にもたくさんいるのでしょう、そして彼らもバイトと掛け持ちしてある人は家族を養い日々を過ごしているのでしょう。

一見華やかな世界のように見えますが決してそうではありません。笑いの陰に涙があります。そして読者に伝わってくるのはオーディションを通してそれぞれの語り手(今回は三組七人の男たちです)が結果を踏まえて成長していく点が清々しくもあります。

今回は大半の読者の期待通りの話の運びでしたが、いつも作者が手厳しい津田さん視点の話がなかったのが寂しかった気がします。対照的な人物として描かれているマネージャー鹿島さんの成長が著しいだけに次作での津田さんの心情吐露を楽しみとします。

評価8点。
posted by: トラキチ | 畑野智美 | 10:09 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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