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『ワンダー・ドッグ』 竹内真 (新潮社) ≪七生子さんオススメ≫
評価:
竹内 真
新潮社
¥ 1,470
(2008-01)
“読書の申し子”こと七生子さんのオススメ本。オススメ本リストはこちら
<青春小説というか成長小説の決定版。楽しく読める作品です。>

書下ろし作品。竹内さんの作品は『自転車少年記』以来で4年半ぶりに手にする。
いや〜、こんな清々しい小説って本当に滅多にお目にかかれませんね。
四章からなる作品ですが、本当に構成が巧みだと言わざるを得ないですね。
第一章は1989年、空沢高校の入学式のシーンから始まる。
遅刻して現れた坊主頭の主人公、甲町源太郎。彼は胸元に子犬を入れていた。
その犬は捨て犬で名前はまだなかった。
たまたま始業式前に校内でキャンプの訓練をしていたワンダーフォーゲル部が預かることになり、犬はワンダーと名付けられる。

第二章は1992年、もうひとりの主人公と言っていいだろう、ヒロイン知草由貴が登場。
彼女はワンゲル部に入部希望なのであるが、ワンダーの世話をしたいがための入部希望なのである。
源太郎のように熱血漢じゃなくちょっとのほほんとした現代っ子キャラとして描かれている所も読みどころ。
ただ、ボルダリングをすることによって少しづつ変わっていくのですね。
それがワンダーの解放にとつながるのです。

第三章は1995年源太郎が教育実習生として空沢高校に帰って来ます。
竹内さんらしい演出だと思ったのは、唯一憎まれキャラだった教頭先生の第三章での変貌ぶり。
これは微笑ましかったな。

そして第四章、1998年ワンゲル部の同窓会が開かれます。
いよいよ源太郎と由貴とのご対面ですね。
詳細は読んでのお楽しみということですね(笑)

もっとも感動的なところはやはりワンダーがそれぞれの登場人物それぞれを成長させている点。
“素直な気持ち”の象徴として一貫して描かれている点である。
あと脇を支える大地先生。ある時は教師として、ある時は兄貴分として学生たちを支えている彼が物語を引き締めているのである。

でも大地先生も転校するのですね、自分の夢を追い求めて。
そこが私的にこの作品の根底をなす大事な部分だと思ったりします。
そうです、“自主性を促している”んですね。
その象徴としての存在が“ワンダー”であって、学生たちの背中を押しているのだと思います。

あとはいろんな読み取り方ができるのですが、やはり坊主頭だった源太郎が立派に教師となって成長した姿に素直に拍手を送りたい。

ラストの興奮は言葉では語れないんだけど、私的にはワンダーが源太郎と由貴との恋のキューピット役になったんだなと信じて本を閉じた。
はたして私は深読みし過ぎてるのだろうか?みなさんのご意見を聞きたいなと思う。

最後に犬好きの方、必読本です。ちなみに私は犬好きではありません(笑)

オススメ(9)




posted by: トラキチ | オススメ本(感想) | 20:25 | comments(8) | trackbacks(4) |-
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こんばんは。
自分で考えて行動している生徒達が本当にキラキラと輝いてました。
そして、ワンダー。
私も犬が好きってことはないのですが
嬉しそうに舌を出してるワンダーに
思わず笑顔になりました。
| なな | 2009/02/27 8:59 PM |
こんばんは。
ベタベタな展開にも関わらず、本当に清々しくて気持ちのよい作品でしたよね。
竹内さんの作品は、どれも好きです!
| ゆう | 2009/02/27 10:07 PM |
こんばんは。
愛らしさに癒される物語でした。
生徒たちと同じように
どんどん愛着が増していって、
こういうのっていいなぁって感じました。
| 藍色 | 2009/02/28 2:34 AM |
トラキチさん、こんにちは。
竹内さんの作品はどれも素敵ですよね。
読み続けてると、ちょっとしたリンクもあったりして
そんなところも楽しんでます。

憎まれキャラの教頭先生、結構好きです。^^
| 四季 | 2009/02/28 8:08 AM |
“読書の申し子”って誰のことですか!(笑)
でも気に入っていただけたようで薦めた甲斐がありました。
いいっすよね!爽やかさが厭味じゃなくて。
竹内さんには青春小説の王道を進んでいただきたいものです。
もう一冊ご紹介した『ビールボーイズ』も素晴らしい作品ですよ。

ちなみに私も断然猫派ですが、ワンダーにはやられました(笑)。
| 七生子 | 2009/02/28 11:29 AM |
>ななさん
かなり大地先生の助けもあったのですが、自主的に物事に対して前向きに取り組む姿勢が心地よかったですよね。
私は犬も猫もあんまり好きではないのですが、なぜかワンダーは好きですね(笑)

>ゆうさん
竹内さんの作品は本当に予定調和ってわかってても、引き込まれちゃいますよね。
水戸黄門的かな?
いや、もっと爽やかですよね。

>藍色さん
そうですね、最後の方になるともっとページがあって欲しいと願っている自分がいました。
こんなことって滅多にないのに。でも最近は多いかな(笑)

>四季さん
そうですか、リンクあるのですか。山本幸久さんの作品もちょこっとあるのですが、竹内さんはコンプリートしてないので気づきませんでしたね。
教頭先生、サプライズでしたよ(笑)

>七生子さん
本当にオススメいただきましてありがとうございました。
“読書の申し子”←もっともっと褒めキャッチフレーズがあるのかもしれませんが(笑)
ご容赦ください。
『ビールボーイズ』来月中には読めたらいいなと思ってます。
ちなみに私は犬よりビールの方が好きです(爆)
| トラキチ | 2009/02/28 7:01 PM |
私も犬好きではないんですが、ワンダーはとっても可愛らしくって大好きです。
ワンダーを中心に成長してゆく登場人物たちの姿もとっても素敵でしたし、ラストも爽やかで心が温かくなる作品でした。
| エビノート | 2009/02/28 9:10 PM |
エビノートさん、こんにちは♪
竹内さん=爽やか青春小説の代名詞みたいな感じですね。
ずっとこの路線で頑張ってほしいなと思います。
ちょっと脱線しますが、どうやら犬好きより猫好きの方のほうが多いようですね(笑)
| トラキチ | 2009/03/02 5:27 PM |









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