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『夢を売る男』 百田尚樹 (幻冬舎文庫)
自費出版を主な商いとする中小出版社である丸栄社を舞台とした業界の暗部を抉る長編。まるで東野氏の黒東野ジャンルの作品のようですが、東野氏の作品は皮肉や風刺的意味合いが漂っていますが、本作は業界への問題提起というか暴露本的な要素が強いと感じます。

読者サイドからして、たくさん本を読んでいる人ほど出版界の実情を知ることができ、それが良かったのかどうか考えさせられ、単なるエンタメ作品として割り切って読めていないようにも感じられます。
何はともあれ編集部長の牛河原のキャラが絶大で、まるで作者の移り変わりのようにも感じられ、後半から出てくるライバル社の台頭への対処も含めて苦難を乗り越えてゆきます。

人の弱みにつけこんだ詐欺まがいのことをしているライバル社と丸栄社との差はほとんどないのではないかという気持ちを持ちながら読み進めていきますが、ラストの人間味ある温かい落とし処に少しホッとしたのも事実でもあります。
本作を読んで、やはり作家や出版社そして書店という稼業の大変さは痛感されたかたも多いと思われます。たとえ文庫本一冊でも多く購入して、数十年後にも小説が今以上に衰退することなく提供されることを願ってやみません。

評価8点。
posted by: トラキチ | 百田尚樹 | 12:52 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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