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『あきない世傳金と銀 早瀬篇』 高田郁 (ハルキ文庫)
あきないシリーズ第2弾。今回は14歳から17歳までの幸の成長が描かれていますが正に怒涛の展開という言葉が当てはまりそうです。幸は運命を受け入れて、当主である不出来な徳兵衛と結婚しますが頼りにしていた番頭の治兵衛が半身不随となり、幸にとっては先行きに不安が広がります。

今回は月のものが来ていない幸を相手にしない徳兵衛に少しホッとしつつも、彼がますます馬鹿さ加減を増幅してゆく姿には呆れ返りますがラストでの彼の突然の死には驚かされた読者が大半であると思われます。あとは幸が少しずつですが五鈴屋の商売について知識を得て行き、冷酷であるけれども商才がある次男の惣次の人となりが少しずつわかってきます。

分家すると思われていた惣次が、ラストで後継ぎとなる条件をお家さんに告げるのですがそれがなんと幸を嫁に迎えたいということです。これは兄よりはマシだとは言え、窮地に追い込まれた五鈴屋には先に色んな試練が待ち受けているのは火を見るよりも明らかであり、幸にとってはいろんな試練が待ち受けていることでしょうが、その試練を乗り越えてゆく様がこのシリーズの醍醐味であることも読者も作者もわかっています。

今回、印象的なシーンはやはり合ってなかった母と妹との再会でしょうか。あとは三男の智蔵との再会や終盤での治平衛の息子である賢吉が五鈴屋に奉公に上がりますが、彼らが今後の物語のキーパーソンとなって来そうです。いずれにしても、幸の成長が体感できるところが本シリーズを読む喜びであり、ふと自分の娘のように見守っている読者も多いのではないでしょうか。それにしても読者の予想を超える展開が繰り広げられ、作者の筆力には舌を巻きます。次巻の発売を心待ちにしたいと思っています。

評価9点。
posted by: トラキチ | 高田郁 | 07:05 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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