Search
Calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>
Sponsored links
徘徊ブログ
読書メーター
トラキチの今読んでる本
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ
最近読んだ本
トラキチの最近読んだ本
鑑賞メーター
トラキチの最近観たDVD
New Entries
Recent Comment
Recent Trackback
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |-
『罪のあとさき』 畑野智美 (双葉社)
評価:
畑野 智美
双葉社
¥ 1,620
(2016-09-21)

初出「小説推理」。作者の作品はこれまで南部芸能シリーズを中心に読んできたので本作を手に取ると、凄く踏み込んで書いているなと感心させられた。中学時代に長野県で同級生を殺した過去を持つ卯月とクラスメイトだった楓が大人になって横浜で再会します。ただ内容は少年犯罪ものですが、そこは畑野作品であって常に暖かなまなざしがあり2人の恋愛を応援したくなります。このあたりさすがですよね。中学時代の卯月の視点と現在の楓の視点が交互で描かれて物語に引きずり込まれることを余儀なくされます。

ポイントとなっているのは卯月の中学時代の家庭環境と楓の前の恋人との間の傷心の事件でしょう。中学時代からの楓への卯月の気持ちは楓にとって全然知らなかったみたいですが、少なくとも楓にとっては卯月と再会することによって自分自身が再生する大きなきっかけとなりました。本作を手に取られるのは圧倒的に女性が多いと察せれますが、その内の大部分の読者が過去の事件を乗り越えて卯月に対して好意を持つことだと思います。作者の人柄が滲み出るような見事な物語の着地点にうっとり、読み終えて本を閉じ表紙を見るとジーンとこみ上げてくるものがありました。

評価8点。
posted by: トラキチ | 畑野智美 | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) |-
スポンサーサイト
posted by: スポンサードリンク | - | 22:10 | - | - |-









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック