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『すみなれたからだで』 窪美澄 (河出書房新社)
評価:
窪美澄
河出書房新社
¥ 1,512
(2016-10-17)

初出が様々な出版社に掲載されているのでコンセプトに乏しい寄せ集め的な短編集と予想をしていましたが、予想を反してそれぞれが力強く作者の個性が際立った作品集と言えそうです。

全8編からなりますが、とりわけ後半の比較的長めの4編は読みごたえがあって読者に心の内に迫ってきます。特に印象的なのは義父との凄まじい性愛を描いた「バイタルサイン」、これは窪さんのお手の物的な内容ですよね。続く「銀紙色のアンタレス」は一転して年上の女性に対する純粋な高校生の気持ちが初々しく描かれています。
そして圧巻は「朧月夜のスーヴェニア」、戦時中に許婚がいながら他の男性を想う恋の回想、反戦的な意味合いも込めてインパクトの大きい作品です。ラストの「猫と春」は拾った猫と同棲中の男女との関係が綴られていますが物悲しさが漂ったエンディングが印象的です。

全体を通して作者が他作でも貫かれている生と性が如何なく描かれています。決して積極的な人生を歩んではいないけれどどこか共感してしまう、これが窪ワールドのような気がします。

評価8点
posted by: トラキチ | 窪美澄 | 21:52 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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