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『i(アイ)』 西加奈子 (ポプラ社)
評価:
西 加奈子
ポプラ社
¥ 1,620
(2016-11-30)

書下ろし&本屋大賞候補作品。繊細さと力強さが売り物の作者の集大成的な作品だと感じる。生きていくことの厳しさと喜びを体感できる一冊となっている。

タイトル名ともなっているアイはシリア生まれでアメリカ人の父と日本人の母の養女となる主人公の名前でもあり、冒頭の言葉でもあり作中で頻繁に使われるi×i=-1→“この世界にアイは存在しません”という言葉が読者の脳裡に焼き付いて深い読書を強いられるのである。個人的にはタイトル名となっているアイとはアイデンティティのアイとloveのアイとを兼ねていて、主人公であるアイの強烈で魅力的な個性がどのような着地点をつけてくれるかという期待を持って読み進めるのであるけれど、作者は期待以上の着地点を読者に披露し読み終えた後の充実感は他の作家の追随を許さないレベルだと言っても過言ではないであろう。

作者の深遠な世界観にほど遠い読者である私は、日本の高校で親友となるミナと主人公アイとの究極の友情物語として読んでみるときっと何かを掴める読書になるであろうと、これから読まれる若い女性読者にオススメしたいなと思ったりする。本作は手元においてある程度期間を経て再読すればまた新たな発見をすることができるであろう。それはまるで自分自身の成長変化を確かめる行為のようでもある。

評価9点。
posted by: トラキチ | 西加奈子 | 19:20 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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