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『あたらしい名前』 ノヴァイオレット・ブラワヨ (早川書房)
評価:
ノヴァイオレット ブラワヨ
早川書房
¥ 2,376
(2016-07-22)

原題"We Need New Names"私たち読者の大半はジンバブエという国の名は知っていても、アフリカのどのあ
たりにジンバブエという国があることを知らないでいる。
本作は私にとって、アフリカを題材とした文学の登竜門として凄く響く作品となった。本作はブッカー賞の最終候補ともなっていて、作者のブラワヨは本作において読者に訴えかける内容は祖国への愛情に満ちている。
そして特筆すべきは訳者の谷崎由依さんの少女の気持ちを汲み取った繊細かつ軽妙な語り口の翻訳文。
内容的には前半が祖国ジンバブエでの出来事、そして後半が叔母を頼りにアメリカに旅立った主人公ダーリンが語られます。
大半の読者は、前半の過酷な環境の中での苦しい生活のなかでの主人公の方が生き生きと感じられたはずである。
それはジンバブエというアフリカの一国の貧困という現実もさることながら、アメリカ社会で軽く扱われるアフリカ人たちの貧困以外の苦しみの現実の方がより辛いのかと思わずにいられない。
作者の自伝的要素もあるみたいであるけれど、自分の祖国を捨ててアメリカで生きていけない主人公が健気に感じられ胸が締め付けられました。

評価8点

posted by: トラキチ | 翻訳本感想 | 22:33 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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