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『キラキラ共和国』 小川糸 (幻冬舎)
評価:
小川 糸
幻冬舎
¥ 1,512
(2017-10-25)

待望の「ツバキ共和国」の続編。いきなり鳩子が結婚していたのは度肝を抜かされましたが、もっと驚かされたのがレディー・ババこと鳩子のお母さんの登場でしょう。
全体を通して前作の各章ごとの風変わりな依頼人に対する手紙というよりも、お馴染みの登場人物たちのそれぞれのサイドストーリーというところが特徴だと言えそうです。
とりわけ鳩子が、亡くなった前妻美雪に対してあらん限りの敬意を表しているところが胸を打たれる。そしてその気持ちが例え血が繋がっていなくても、実の親子以上にQPちゃんに愛情を注いでいるところが、現実的であるかどうかは置いといて、読者に最も伝わってくるのである。

鳩子にとってはミツローさんの奥さんになるよりもQPちゃんのお母さんになることの方がプライオリティーが高かったように私には感じられ、そこが本作の最大の魅力であると思う。
こういうのを“たかが小説、されど小説”と呼ぶのであろうか。
鎌倉の四季の描写は今回も素晴らしく特に小林秀雄と中原中也との鎌倉ならではの逸話や川端康成の手紙など作者の洗練された文章と相まって心にストンと落ちてゆくし、美雪さんへの手紙に涙しそして男爵の容態を気遣う、まさに胸いっぱいの読書となりましが、それは鳩子が先代の教えを少しずつですが理解してきて成長を遂げているのが読者に伝わるからに違いありません。

評価9点
posted by: トラキチ | 小川糸 | 21:34 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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