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『君が夏を走らせる』 瀬尾まいこ (新潮社)
評価:
瀬尾 まいこ
新潮社
¥ 1,620
(2017-07-31)

中学生の駅伝を描いた作者の傑作である「あと少し もう少し」で不良少年ながら2区を激走した太田君を主人公と据えたひと夏の物語。
「あと少し〜」では独自の存在感を見せつけた太田君ですが、高校生となり以前のように自堕落な生活を過ごしていましたが、作者は彼に命題を与え再生を促します。
その命題とは同じ高校の二年先輩ですが中退して子供を儲けている中武先輩の1歳10か月の娘である鈴香ちゃんの子守りでした。
瀬尾作品の定石通りであるのほほんとした文章と予定調和的な展開が繰り広げられます。そう初めは嫌がっている鈴香ちゃんに悪戦苦闘する太田君ですが、徐々にバイトを忘れてかけがえのないものとなってゆきます。その姿が読んでいて情景が浮かび上がり、読者として微笑ましいことこの上なしであります。

あとサプライズとなった中学の上原先生の登場と3kmのタイムトライアルも印象的ですが、やはりママ友と仲良くなっていくコミュニケーション能力の高さは彼の天性のものだと感じます。
お互いの両親とは絶縁状態で頼めなかったとはいえ、思えば先輩が太田君に目を付けたのは人を見る目があったのでしょう。

鈴香ちゃんとの別れを名残惜しく読んだ読者は太田君の確かな成長を見届けれたことを誇りに思って本を閉じたはずであろうし、現に私は鈴香が太田君に懐くシーンが一番脳裏に焼き付いて離れませんでした。
太田君のその後を是非読みたいものです。

評価9点
posted by: トラキチ | 瀬尾まいこ | 19:25 | comments(0) | trackbacks(0) |-
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