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『デート&ナイト』 2010アメリカ (WOWOW)
評価:
---
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 3,220
(2011-02-04)

<スティーブ・カレル&ティナ・フェイ主演のアクション・コメディ。ニューヨークに住むフィルとクレアのフォスター夫妻は平凡な生活を送る退屈なカップル。2人はいつものように週末のディナーを楽しもうとマンハッタンのビストロに行くが、店で予約の名前をごまかして席に着いたことから2人組の男たちから追われる羽目に……。監督は「ナイトミュージアム」シリーズのショーン・レビ。共演にマーク・ウォールバーグ、ジェームズ・フランコ、マーク・ラファロほか>

主演の2人はそんなに日本では知られてないので、日本では未公開みたいですがテンポよく進みアクションも小気味よくってそこそこ楽しめます。
倦怠期の夫婦が事件に巻き込まれてそして愛情を取り戻していくのですが、ビッグスターのように容姿端麗でないところが身近に感じられていいのかも。

『ナイト&デイ』とはかなり製作費が違うでしょうね(笑)でも内容的にはこちらの方が楽しめるかもしれません。
スティーブ・カレルもティナ・フェイも私は知りません。でもこの二人が演じたら本当の夫婦のように見えるのですね。
トム・クルーズとキャメロン・ディアスの夫婦役って見たくもありません(笑)

この作品も決して退屈ではないのですが、目を釘付けにされるというほどでもなく微妙です。
途中で観るのを止めるほどでもなく、最後観終わってから、“ああ、最後まで観てまあよかった”と思える程度の作品です。
“まあよかった”の“まあ”がこの作品の評価を的確に表していると思っております。

まあまあ(7)


posted by: トラキチ | DVD(海外) | 18:27 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『メロディ・フェア』 宮下奈都 (ポプラ社)
<女性の素晴らしさ、そして大変さを認識できる一冊>

初出 asta。

主人公の結乃は大学を出て田舎へUターン就職、化粧品カウンターの美容部員として働き始めるのであるが、志望していた赤や白がテーマカラーの会社や外資系の会社を落ちたあげく、ピンクがテーマカラーの会社にやっと引っかかり、なおかつデパートじゃなくって郊外のモール勤務なのです。
まあ前途多難な方が、いろんな葛藤があり作者としても書きやすいのでしょうが(笑)
そして付け加えると家族との軋轢があるのです。それは母と妹が化粧品の代名詞とでも言える口紅を嫌ってるのです。
これは読んでのお楽しみですが、結構深い話が根底にあります。
姉妹の確執とあとは、旧友のミズキとのひょんなことからの再会がこの物語の主人公再生の部分以外の太い幹となって描かれています。
というかこれをクリアして成長していくのですね。
ミズキの登場のシーンが印象的です。ちょうどタイトル名になっている懐かしい名曲『メロディ・フェア』が流れる時間に現われます。鉄仮面のような厚化粧をしてたので初めは誰かわからずに避けていたくらいです。

あと男性読者としては、化粧に寄せる想いはないのですが、普段身近でないだけに新鮮に感じたのは化粧品売り場の実態ですね(笑)
いろんなお客さんがいてます、そしてそれだけドラマがあります。
口紅一本で女性の人生が変わると言っても過言ではないですよね。
男性からしたら、すごく大変だなと思いつつも素晴らしいことだと思わざるをえません。
読まれた方の大半がそうだと思うのですが、浜崎さんの初恋と嫁との話、やっぱり印象的ですよね。
あとは馬場さんや前任者の白田さんやマネージャー、もっと掘り下げて書いてほしかったような気もします。
それぞれのサイドストーリー読んでみたいです。
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posted by: トラキチ | 宮下奈都 | 16:08 | comments(2) | trackbacks(0) |-
『おしまいのデート』 瀬尾まいこ (集英社)
評価:
瀬尾 まいこ
集英社
¥ 1,260
(2011-01-26)

<「ランクアップ丼」だけでも読んでほしい、瀬尾ワールド炸裂の短編で恩師に対する凄い恩返しが描かれてます。>

初出 小説すばる。

瀬尾さんの文学って独特の“タッチの文学”だと思います。
これは誰もが真似出来ない領域に達していて、“平易な文章で最高の感動”を与えてくれます。
簡単に淡々と書かれていますが、結構読者に突き刺さる物が大きくて、かつ心がほっこり温かくなるのですね。
そうですね、日頃私たちが忙しさにかまけて忘れがちになっている大切なもの、人と人とのつながりを再認識せざるをえません。

本作は5編からなるデートをモチーフとした短編集ですが、デートという意味合いも通常私たちが連想する男女間のそれじゃなくって、人と人との繋がりのためのものって感じですね。
男女間の恋人同志のデートは1編もありません、ここが瀬尾さんらしいですね。
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posted by: トラキチ | 瀬尾まいこ | 20:33 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『田舎の紳士服店のモデルの妻』 宮下奈都 (文芸春秋)
<作者の温かい眼差しが心に突き刺さる一冊>

初出 別冊文芸春秋。
本作は本来女性が読まれて大きな共感を呼ぶ作品なのでしょうが、男性読者の私が読んでも同様の結果を得ることができました。
それは女性としてだけでなく、人間として主人公の梨々子が魅力的に成長をした証しだと思います。
これから結婚しようと思っている女性にも是非読んでほしいです。
結婚してからの良い点と悪い点との両方が巧みに描かれていて良い勉強になるんじゃないでしょうか。

宮下さんの作品は本作で5冊目ですがいずれも外れがなく安心して読めます。
読者が“ああ、読んでよかった”と必ず満足感を得て本を閉じることができます。
私の好きな作家である瀬尾まいこさんが“平易な文章で感動を呼び起こす作家ならば、宮下さんは“美しい文章で感動を呼び起こす作家だと言えそうです。
私的には2人とも共通してるのは“この本に出会えて良かったということ”ですね。
何が好いかと言えば、物語の着眼点&着地点が良いんですね。
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posted by: トラキチ | 宮下奈都 | 22:46 | comments(1) | trackbacks(0) |-
『キック・アス』 2010アメリカ・イギリス (WOWOW)
<同名人気コミックを「スターダスト」のマシュー・ボーン監督が映画化したアクション・コメディ。ニューヨークに住む少年デイブは「誰もがスーパーヒーローを好きなのに、なぜ、誰もスーパーヒーローになりたがらない?」と思い立ち、何の特殊能力も持たないまま、ひとりコスチュームを着てスーパーヒーロー「Kick-Ass(キック・アス)」になる。だが、正義の味方として悪者を退治するのは骨の折れる仕事で、かなり痛い。やがて、傷だらけになりながらもキック・アスとしての活動を続けるデイブの前に、同じ稼業のビッグ・ダディとヒット・ガールが現れる。>

スーパーマンやスパイダーマンほどカッコよくないが魅力的。
ひとことでいえばこうなりますよね。
この作品のいいところは視聴者が主人公の「キック・アス」になり切れるほど距離感の近いところじゃないでしょうか。
あと誰もが感じる「ヒット・ガール」の可愛さですね。スピーディな動きには痺れます。
カッコいいのが主人公でなくってヒット・ガールっていうのが良いですよね。
そしてニコラス・ケイジ、「ビッグ・ダディ」という渋い役柄ですが生き生きと演じているように思えます。

作品全体としたら勧善懲悪的な要素と夢を与えてくれる要素とが上手くミックスされていて爽快な気持ちで見終えることができました。
そして主人公の青春成長ストーリーとしても観れますよね。やはり主題は“正義”なのでしょう。

少し余談ですが主人公のマッチョではない体系がいいですよね。普通にやられてしまいます。
性格もオタクっぽいですね。
まるで私たち視聴者がやられてるがごとく、そして自然と映画の中に入っていけるのですね。
この映画の素晴らしさは本物のアメリカンヒーローばりのニコラス親子と、偽アメリカンヒーローと言っても過言ではない「キック・アス」との融合ですね。
とりわけ出会いのシーンの迫力には驚愕しました(笑)

いずれにしても過去の大作ほど派手ではないけど、視聴者にとってはずっと印象に残る爽快なエンターテイメントアクション大作だと言えそうです。
吹替え版で観たので、是非ヒット・ガール演じたクロエ・グレース・モレッツの肉声聴くために字幕版で観る日も近いでしょう。

オススメ(9)
posted by: トラキチ | DVD(海外) | 19:06 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『ハナミズキ』 2010日本 (WOWOW)
<人気アーティスト・一青窈の大ヒット曲「ハナミズキ」をモチーフにしたラブストーリー。主演に新垣結衣、相手役で生田斗真が共演。北海道で母・良子(薬師丸ひろ子)と2人で暮らす紗枝は、東京の大学に進学することを夢見る高校生。若くして亡くなった父(ARATA)が紗枝へのメッセージとして庭に植えたハナミズキに見守られながら受験勉強に励む紗枝は、ある日、漁師の跡取りで水産高校に通う康平に出会い、互いに恋に落ちる。やがて紗枝が大学に合格し、遠距離恋愛が始まるが……。>

ストーリー自体は大体先が読めるんだけど、何せ新垣結衣が可愛い。何年経ってもあれだけ可愛ければ忘れないだろうな。
高校生役から10年後まで違和感なく演じられるのは本当に大したものだ。生田君も同様ですね、カッコいい。

ちょっと残念なのは、もうひとりのイケメン向井理が生田クンと火花を散らさなかった点かな。三角関係みたいな感じになれば展開的には面白かったけど。
でも向井君の演じた役割は貴重でしたよね。

この手の話は現実的によくあることだと思います。
少なくとも大学生ぐらいまでは。
そのあとはやはりお互いが想い出として心の中に閉じ込めて、それぞれが自分の道を進んでいくのが一般パターンなのでしょうがそれでは映画になりませんね(笑)

少し余談ですがガッキーの英語は少したどたどしいけど、却って初々しく感じられますし、ニューヨークやカナダロケも敢行してて景色や風景も楽しめますし結構お金がかかっている映画ですね。

ちょっとほのぼのしたのは母親役の薬師丸さんの新たな恋ですね。これは天国の亡き夫ARATAさんも応援してくれてるでしょう。
却ってこちらの恋の方がじわーっと観ている人を引き付ける何かがあったのではないかなと思ったりします。

でも美男美女でなければ映画にはなりませんものね(笑)
内容を度外視して(決して内容が悪いというわけではないんだけど)、これ以上ないと言って過言ではない美女とイケメンカップルの映像を十分に楽しめる映画だと言えそうです。
理屈抜きにみて楽しみましょう。

面白い(8)
posted by: トラキチ | DVD(国内) | 12:15 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『ナイト&デイ』 2010アメリカ (WOWOW)
評価:
---
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 1,500
(2011-07-06)

<「バニラ・スカイ」でコンビを組んだトム・クルーズとキャメロン・ディアスが再び共演するアクション・コメディ。監督は「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド。理想の男性を追い求める平凡な女性ジューンは、ある日空港でハンサムな男と運命的な出会いを果たすが、男の正体は重要な任務を帯びたスパイだった。男との出会いから、何度も危険な目に遭遇するジューンは、やがて男に疑いの念を抱きはじめる。>

アクションとコメディとの両方を楽しめるビッグネーム2人が出演した贅沢な作品なのですが、すべてにおいて中途半端な気がする。いまや40歳近いキャメロン・ディアスのビキニ姿を観て喜ぶファンは少ないような気がします。
過去の2人の大作と比べるとイマイチですが、娯楽エンターテイメント作品と割り切ればそれなりに楽しめます。

ちょっとお転婆がキャメロンのいいところだったのですが、やはりキュートさがなくなってきた感じですね。
もうファンも“首ったけ”になってくれないのかも(笑)
一方のトム・クルーズですが、やはりトップガンやカクテルという青春映画のヒーローというイメージが強すぎて。

あまりにもご都合主義で作られ過ぎてるような気がしないでもないのですが、やはり2人がミスマッチなような気がします。
2人ともアップに耐えれないんですよね(笑)
お互いに相方がもう少しフレッシュな人だったらもっとお洒落に仕上がったんじゃないかと思います。
興行的にはどうなったかはしれませんが。
それとそうだよね、トムの代表シリーズであるミッション・インポッシブルシリーズとどうしても比べちゃうんですね。
本作の方がずっとライトな感覚でそこがいいのかどうか、観る人によっては気軽なヒーローアクション映画として楽しめるかもしれません。
私的にはちょっと微妙、確かにそれなりには本作のトムもカッコいいんだけど、それよりも昔は本当にカッコよかったんだけどなと思う気持ちの方が強いですね。
これはキャメロンのファンにも言えることだと思います。

「トップガン」や「メリーに首ったけ」の頃の彼らが懐かしいと思った人はかなりいるんじゃないかなと思います。
ああ、あの頃が懐かしい。
トムやキャメロンも若かったけど、自分も若かったなとちょっとこの2人の組み合わせは時代の流れを感じずにいませんでした。


まあまあ(7)
posted by: トラキチ | DVD(海外) | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『いちばんここに似合う人』 ミランダ・ジュライ著 岸本佐知子訳 (新潮社)
<読者の想像力を掻き立てる作品集>

岸本佐知子訳。16編からなる短編集。
フランク・オコナー国際短編賞受賞。
作者のミランダ・ジュライは1974年生まれのパフォーマンス・アーティストで、映画監督や脚本家としても活躍しています。
読者の想像力を掻き立てる作品集なのですが、やはり女性向きと言えるのでしょう。
凄く感性豊かな作家だと思うので、一般的に感受性の強い女性が読まれたら満足できるのでしょうか。
そして女性が読まれたら各登場人物に自分の中の似た部分を感じ取り投影出来るでしょう。
そうですね、作品中に“自分の物語”を見つけることができる楽しみがあるのでしょう。

逆に男性読者の私はちょっと共感できないところがあったのですが、どの編の主人公も自分の世界というものを持っていて、その自分の世界というのが孤独という言葉と紙一重であって、そこをどう見極め楽しめるかがこの作品の
評価が決まるのだと思われます。
作品の内容が肌に合うかどうかは別として、作者の発想の斬新さには度肝を抜かれます。
そうですね、お洒落と感じるか退廃的すぎると感じるか微妙ですね。
作者本人がきっとキュートな人なのだろうという先入観があって、登場人物が総じてキュートじゃない点が。
男性読者は贅沢です(笑)
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posted by: トラキチ | 新潮クレスト・ブックス(感想) | 15:40 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『ソルト』 2010アメリカ (WOWOW)
評価:
---
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
¥ 3,670
(2010-11-24)

<アンジェリーナ・ジョリーとフィリップ・ノイス監督が、「ボーン・コレクター」以来となるタッグを組んだスパイ・アクション。CIA職員のイブリン・ソルト(ジョリー)は、謎のロシア男性の告白により、大統領暗殺のために送り込まれたロシアの二重スパイの嫌疑をかけられる。CIAから追われる身となったイブリンは顔を変え、髪の毛の色を変え、別人になりすまして真相を突き止めようとするが……。共演にリーブ・シュレイバー、キウェテル・イジョフォー。>

アンジェリーナ・ジョリー主演のスパイアクション。2010アメリカ映画。
ジョリーの作品は何本か観ていて結構ファンなのですが、どちらかというと『チェンジリング』のようなシリアス系の方が好きなんだけど、この作品も小気味良いアクションシーンが満載で息つく暇もなく楽しめます。
カッコいいという言葉は男性だけではないのですね。

内容的にはジョリー演じるソルトがなぜこのようなことをしたのか、そして物語全体の流れがわかりづらいところもあります。
逆を言えば誰が敵で誰が味方かがわからずに観ていくとハッとさせられるでしょう。

オチとしたら恋愛的な要素も盛り込まれていて驚かされるかな、まあ満足といったところでしょう。
必見とまでは言わないけどハラハラしながら楽しめるのでおススメと言えばそう言えるでしょう。
特にカーアクションは凄まじいですね。

面白い(8)
posted by: トラキチ | DVD(海外) | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) |-
『ノリーのおわらない物語』 ニコルソン・ベイカー著 岸本佐知子訳 (白水社)
<ぎゅっと抱きしめたくなるような一冊。>

<この本の面白さは何よりもまず、九歳という子供と思春期の境目のような微妙な年齢の子供の<声>が、まるですぐ隣にいて、こちらに向かって話しかけてくるようにいきいきと再現されていることだ。>(訳者あとがきより)


岸本佐知子訳。
岸本さんは個人的にはもっとも安心して読める翻訳家の一人に挙げたいと思います。
作家で手に取ったというよりも、岸本さんが訳してはるのだからきっと面白いんだろうという期待感を抱かざるを得ないのですね。

作者のニコルソン・ベイカーは1957年生まれのアメリカの男性作家で、本作以外に『もしもし』『中二階』『フェルタマーク』などの作品を発表してるのですが、いずれもユニークな作品みたいですね。
本作も視点が9歳の女の子というユニークな作品で、まるで読者が9歳の女の子の脳の中に入り込んだような感覚で読めます。
もちろん前述したように、訳者の力も大きいのですけども、作者もまるで女性作家であるがごとく繊細な気持ちを巧みに描写しています。

9歳のアメリカ人少女ノリーがイギリスの小学校に転校して活躍する様を描いています。
本作は作者のベイカーの娘の実話に基づいて作られており、親としての愛情が所々に滲み出ている微笑ましくもありグッとも来る秀作ですね。
そして岸本さんの名訳。原文を読んでなくても、間違いなく言えることはこんなに上手く訳せるのだろうかという賛辞の声が必ず湧きます。
まるで日本語でノリーが語ってるがごとく訳せてます。
子供目線のために漢字の少なさ、語り口が絶妙ですね。
冒頭を少し引用しますね。
“エシノア・ウィンスロウはアメリカから来た九さいの女の子で、おかっぱの髪の毛は茶色、目も茶色だった。しょう来の夢は、歯医者さんかペーパーエンジニアになることだった。”

この調子で最後まで語られます。
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posted by: トラキチ | 岸本佐知子翻訳本 | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0) |-