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『マタニティ・ブルース』 (2011年イタリア映画)2013.05.17 Friday
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重くて暗い内容なんだけど凄く良い衝撃的な映画を観たと言う気がします。
それぞれの事情で子供を殺めてしまった4人の女性の物語。
見どころはやはり彼女たちの再生を描いているということなのでしょう。
母親失格で心に病がある彼女たちがいつまでも母親でありたいと固執しているところが素晴らしいのでしょうね。
彼女たちはいつの日かまた子供たちを抱きしめたいという気持ちを持っていてそれが凄く伝わって来ます。
いわば“贖罪”の物語だと言えそうです。
究極の母性が描かれているという点では仕事にかまけてばかりいる男性必見かもしれません。
劇場未公開映画、WOWOWにて視聴。
評価9点。
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『ワン・デイ 23年のラブストーリー』 (2011アメリカ・イギリス映画)2013.05.13 Monday
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お互い惹かれ合っているのですが離れていることを選択した2人の23年間を描いています。
少し凡長な感じで初めは流れるのですが、ラスト近くのある出来事が2人の絆の深さを再認識させてくれます。
プレイボーイのデクスターと真面目なエマの対比が素晴らしいのですが、男性視聴者の希望的目線で言わせてもらえば、デクスター(男性側)の愛情の方が深かったんだと思っています。アンがとびっきりキュートだからそう思うのでしょうかね(笑)
彼は間違いなく幸せ者です。逆に女性視聴者が観れば、デクスターにじれったく思うことは必然でしょうね。ハッピーエンドじゃないけど心がハッピーになれる映画です。映画音楽やロンドン、パリの風景も素敵です、WOWOWにて視聴。
評価9点。
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『探偵はBARにいる』 (2011年日本映画)2013.05.10 Friday
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大泉洋と松田龍平コンビの陽と陰とのバランスが絶妙で、原作の“俺”役以上にキャラ立ちしていると思われる。
予想を超えたアクションシーンも満載で楽しく映画館で観るには損がないかも。ただ贅沢な男性視聴者としては小雪より若いヒロインの存在があればもっとよかったような気がするが、全体的にはアジア最北の歓楽街“ススキノ”の良さ、とご当地出身のスター大泉洋の嵌り役ぶりが十分に融合された傑作とまではいかないが良作だと言えそうである。
ちなみに吉高由里子は写真だけでの登場。
評価8点。
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『ファミリー・ツリー』 (2011年アメリカ映画)2013.05.06 Monday
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評価:
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 1,477
(2013-06-05)
冴えない弁護士役のクルーニーが素敵で良く出来た映画だと思います。
妻(母親)の死別をメインテーマとして、妻の不倫、土地相続、娘の非行などの問題が描かれているのですが、どうやって収斂させていくかが見ものです。
ハワイならではの音楽と風景が観る者の心を和ませハートフルでちょっと泣ける映画に仕上がっている。
不倫相手の妻が病院を訪ねるのと、船から骨を流すシーンが印象的。長女役のシェイリーン・ウッドリーがとってもキュート。
評価8点。
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『今日、キミに会えたら』 (2011アメリカ&イギリス映画)2013.05.03 Friday
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ラストは視聴者に委ねられているところがあって余韻を残すんだけど、今現在好きな人がいるかどうかによって捉え方も違ってくるような気がします。
カメラワークが秀逸でまるで自分自身が演じている俳優(女優)に乗り移って楽しめます。途中で椅子の裏に映画の原題(LIKE CRAZY)が書かれていてその訳(「切ないほど好き」)が最高で印象的であった。
未公開映画ながらなかなかの映画であったと思います。主演の女優もなかなか美人です。2011年アメリカ・イギリス映画。WOWOWにて視聴。
評価8点。
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